娘と家庭学習②注意していること
やった内容を確認する
小学1年生の時から、これだけは欠かさずやっていること。
それは、宿題のチェックとアドバイスです。
はじめは連絡帳を確認しながら、この宿題チェックもやらないとしっかりしていると思われた娘でさえ、ぐちゃぐちゃでした。
人の話を聞いておそわり、宿題として、やるべきことを持ち帰り、そして実行する。
この先の社会生活で、常に行われるこの循環をまずは、身につけるためにチェックしていました。
次第にこの循環のリズムはつかむことができるようになります。
そうなると次は宿題の完成度のチェックを行います。
プリント1枚の宿題でも、丁寧な字で、なぞり書きなら出来る限りはみださずに、などです。
娘はどちらかというと、気を抜くととりあえずやりました!という感じで終わってしまうところがあるので、ここは根気が必要です。
本人の性格もあるのでしょうが、未だに雑な字(いとり、がわからない字や、線の数があっているのか間違っているのかさえわからない漢字など)なので、このチェックはまだまだ終了していません。
今も注意深くチェックしておかないと、すぐに手を抜く!
いずれ学校の宿題チェックはしなくなると思います。
しかし、家庭学習の根底にはこの宿題チェックが重要な役割を持っていると感じています。
アドバイスの方法
宿題をチェックして、間違っていたり、丁寧さに欠けている場合どおするか。
何かしらアドバイスや注意を行わなければなりません。
これは、子どもの性格にもより、さまざまな方法があります。
娘には本来、注意を促し、自ら気づいて直すことが力になるようです。
ですので、アドバイスから気づきを促せるよう声をかけていくようにしていました。
ここでやり方を間違えると、一気にやる気をうしない、勉強そのものを嫌いになる可能性があるので、要注意です。
娘への失敗
娘の場合は、次のような失敗がありました。
1年生の夏休み中、主人に宿題チェックを任せました。
主人ももともと塾の講師をしていたこともあり(しかも中学受験)かなり、厳しいチェックをしていました。
それまでの1学期間は、私がどちらかというと「ほめて育てる」に力をいれて、おかしなところも優しく注意していました。
ですので、夏休みになったとたんい、お母さんはよかったのに、お父さんには怒られる!ということが発生してしまいました。
これは娘には悪いことをしたなあと思っています。
両親間での指導の方針、基準はある程度話し合って統一をしておかないとだめダメだったと学びました。
しかし、ある意味鈍感なところがあるのか、それとも打たれ強いのかわかりませんが、娘は主人の指導についていきました。
毎日毎日同じ注意をうけても、同じように間違っている姿はちょっと心配にもなりましたが、夏休み中やっていたらある程度身についたようでした。
しかし、このやり方は見ている私も、毎回叱る主人にもストレスがたまります。
それ以降、基本的には私が勉強に関しては見るようにしています。
親の真剣さは伝わる
いろいろ手探りでやってきた1年生だけの間で感じたのは、親の真剣な思いは少なからず伝わる、というのとです。
主人がチクチク指導しようと、私があげて指導しようと、子どもは親が思っている以上についてこよう、がんばろうとします。
このけなげな姿に対して親も真剣さを失ってはいけません。
親がしっかり向き合えば、多少の厳しさも乗り越えてくれます。
親が適当にあしらえば、子どもも真剣には向き合えないのは当然のことです。
勉強の得意、不得意とは関係なく真剣さをもってこれからも娘の学習、宿題にも向き合いたいと思います。